適正価格でしっかりと工事を行い、アフターメンテナンスも万全。勿論そんな会社がお客様にとっては良い会社に決まっています。また私達の業界も技術者の集まりですから、誇りを持っていい仕事を行い、それに見合うだけの料金を頂けるのが、本来の望みなのです。
なぜ、それなのに手抜き工事や悪徳リフォームという言葉が世の中から無くならないのでしょうか。この業界の、下請けや孫請けが多いというシステムが、その原因の一つにあります。
例えばAさんが、屋根の葺き替えを、家を建ててくれたハウスメーカーに依頼したとします。そのハウスメーカーが取引のある工務店に発注し、工務店が露木建築のような屋根専門店に発注したとしましょう。そうすると屋根専門店は孫請けということになります。
この場合、手数料という名目で何がしかの利益を、元請であるハウスメーカーも、下請けである工務店も取ります。手数料をそれぞれ1割取ったとすれば、屋根専門店の手に渡るのは残りの8割です。
屋根専門店はそのお金で施工費用を賄った上に、何がしかの利益を上げなくてはなりません。仮にAさんが100万円支払ったとしても、孫請けに行った時点で80万円の仕事になってしまっているのです。
これが悪徳リフォーム業者になると、手数料などというようなものではなく、懐に半分以上を入れ、残りを施工店に渡す所もあると聞きます。これでは身銭を切る以外に、施工店がきちんとした仕事をする方法はありません。お客様はもちろん、このような悪徳業者に引っ掛かれば、職人も施工業者も、誰もが不幸になってしまいます。
このような理由から最近になって、これまで下請け、孫請けに甘んじることの多かった屋根専門店や塗装店が、お客様からの直接受注を目指し始めました。
技術力と施工能力を持つ会社が、お客様のご相談を直接聞いて、見積りさせて頂くことで、中間マージンが不要となり、良いものを安価でご提供することが可能になるからです。
施工会社自身も、お客様に対して胸が張れる仕事が出来る上に、適正な利益が見込めます。そういう会社は職人肌で、技術には自信はあっても営業が苦手、という所も多いのですが、お客様に誠意を持ってぶつかっていこうと頑張っています。
露木建築もそんな会社の一つ。職人としてのプライドを持ち、地域の皆様に喜ばれる仕事をしていきたいと願う技術者の集団です。
地域に根を下ろした、直接施工を行っている屋根専門店をぜひ探してみて下さい。
技術者としての誇りを持っている会社であれば、絶対にベストを尽くすはずですから。